Yahoo等のサーチエンジンで"Yotin Meekaew"あるいは、"Yotin, Khao Nor Chuchi"等と入れてみると彼が如何によく知られたガイドがよく分かる。
Yotinが見せてくれるのは、世界的珍鳥Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)だ。ミャンマーで新たな生息地が近年見つかったが、それでも依然一般人が立ち入り出来る環境で見られるのは、タイ南部のKhao Nor Chuchiくらいであり、ここでの生息個体数は20ペアとも40ペアとも言われている。いずれにしても多くない。
Yotinがbirding guideとして絶大な信頼を誇っているのは、そのプロ魂にある。
まず、ヤイロチョウ類の生態を知る人であれば、容易に見られる鳥ではないことはすぐに分かるだろう。薄暗い熱帯林の茂った森の林床にいるのである。クロハラシマヤイロチョウを見るためには、さらに個体数の少なさという問題点をクリアーしなくてはならない。birding guideなしで、なんの予備知識もなくKhao Nor Chuchiに出かけて行っても、よほど運が良くない限り、Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)には出会えないだろう。Yotinはプロとして案内する限り、ほぼ100%(彼曰く、95%)可能にした。Khao Nor Chuchiを訪れるバードウォッチャーのほぼ全ての人の目当てがGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)であることを考えれば、これは凄いことである。
ただ単に見せるだけなら、ある程度経験を積んだbirding guideなら十分にできることかもしれない。Yotinはブラインドを使って、鳥に対する影響も極力軽減するよう努力している。
Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)以外にYotinが見せてくれた鳥は、Banded Pitta(キマユシマヤイロチョウ)、Large Wren-Babbler(オオサザイチメドリ)など、一回のバードウォッチング旅行ではなかなか見られない鳥ばかりである。
Yotinは、ガイドを頼む客が見たがる鳥は何かをよく把握し、その鳥がどこで見られるのか、どんな習性なのかもよく理解した上で、効果的にプレイバックを行う。
Yotinは自分がガイドをするKhao Nor Chuchiとそこに住む鳥をよく理解したプロのガイドで、Khao Nor Chuchiに行く人には、別にGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)を見なくても、ぜひに勧めたいガイドである。
- birding guideとしての経験年数: 20年くらいやっているようだ
- ガイドをしている地域: タイ南部。主にKhao Nor Chuchi
- 使用言語: 英語、タイ語。英語はやや癖があるが、十分に聞き取りやすい
- ガイド料:6,500バーツ/日。ただし、純粋にガイド料のみ。これに車代1,500バーツ/日、公園入場料200/人を別に支払う必要がある。ちなみに、夜の案内を頼むと、1,500バーツ/日である。2007年に行った人から聞いたときでもガイド料が500バーツ/日上がっていたので、逐次確認する必要がある。
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/Krabi-birding1j.html
2014年3月、2015年5月にリピートで案内してもらったが、最近さらにスキルアップしており、少しでも歩く距離を短く、鳥への負担を少なく見せるようになっている。また、夜行性の鳥のねぐらなどをよく理解しており、たった二日でガマグチヨタカ2種、フクロウ3種等を見せてくれた(2014年)。
メール等のレスが遅いのが難点だが、間違いなくタイ南部では最高のガイド。
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