2013年2月24日日曜日

タイのbirding guide 5: Tony Eagle Eye

Tony EagleはThailand Bird Watchingというwebページを持っており、バードウォッチングツアーを積極的にプロモーションしているガイド。
2012年11月にタイに行った際、Khao Yai National Parkに一泊二日で連れて行ってもらった。

バンコクの郊外在住で、彼がガイドしてくれるのは、Khao Yai National Park, Kaeng Krachan National Parkなど、タイ中部、南部の国立公園がメイン。

まだ経験は浅いようだが、腕は決して悪くなく、見つけるのも比較的早い。

また、識別能力も決して低くはない。

ただ、なんとなく、彼自身に2回目のガイドを頼む気にあまりなれなかったのは、独特の性格と行動が起因している。

タイ人独特のある意味陽気な性格だが、いささか軽薄すぎるきらいもあり、連絡のやり取りをしていても、今一つ信頼しきれない。

また、携帯電話を使って常にだれかと話していることが多く、そのような意図はないのだろうが、ガイドに集中していないような印象を持ってしまう。

さらに、ガイド中にあれだけ写真を撮るのもどうか。ガイドなんだから、もう少しガイド業に集中してほしいと感じた。

最も好きになれない行動は、play backの多用である。

短いガイド期間中、必要になることがあるのは理解できるが、彼は明らかに多用しすぎで、特にCollared Owletの声を多用するのは鳥にとってあまり良くない影響を与えるのではないかとこちらが心配になってしまった。

birding guideとしての経験年数:聞いたが忘れた。
ガイドをしている地域: タイ中、南部
使用言語: 英語、タイ語
ガイド料: 7,000バーツ/日程度

あまりオススメはできないが、それでもNature Trailsは高いので、Kaeng Krachanに行く時は彼に頼むことになりそうだ。

ガイド料は最近値上がりし、ほぼ倍の13,500バーツ/日になった。以前ほどplay backを使わなくなったが、こちらがあらかじめ伝えたことを失念していたり、ターゲット種を十分に理解していなかったり、言い訳が多かったりで、正直あまり二度と使いたくないと感じた。

(2015年5月更新)

ブータンのbirding guide 2: Tshering Phuntsho

最近仕事で行くのはタイかブータンばかりなので、どうしても両国の話題が多くなってしまうが、またまたブータンの探鳥ガイドの登場。

Tshering Phuntshoは見た目はいかつく、フレンドリーさのかけらもない。昼間からよくお酒を飲むので、酒焼けした赤ら顔で、おまけに眉毛が薄いので、一見するとアブない人のように見える。

ただ、ガイドとしての力量はなかなか高く、ブータンでバードウォッチングガイドというと、Hishey Tsheringか彼かというレベルなのだそうだ。

欧米のバードウォッチングツアーのガイドをやっているらしいので、ピークシーズンにはお願いしたことがないが、これまで2011年8月と2012年11月の2回案内をしてもらった。

2011年8月にはWhite-bellied HeronやGrey-bellied Tesiaを見せてくれ、2012年11月にはRusty-cheeked Scimitar Babblerなどを見つけてくれた。

決して得意というわけではなさそうだが、play backで必要に応じて見づらい鳥を見せてくれようとしてくれる。

普段はあまり口数が多い人ではないが、鳥のことになるとよく話しをしてくれる。

また、ガイドとして良いこととして、非常に粘り強く、鳥が出ない日でも繰り返し同じ鳥を頑張って見せようとしてくれる。

びんろうをかむくせがあるので、あの独特の臭いが苦手という人は他のガイドを探す方が良い。

ガイドをしている地域: ブータン全域
使用言語:英語、ゾンカ語、ネパール語
ガイド料: $80/日