2008年5月6日火曜日
birding guideのススメ
海外へバードウォッチングに出かけるバードウォッチャーの多くは、特定の野鳥を見たくて出かける人が多いことと思います。
タイやマレーシアのサイチョウ、キヌバネドリ、ヤイロチョウの仲間、オーストラリア北部のコウロコフウチョウ、オウゴンニワシドリ、シラオラケットカワセミ、インド北西部のベンガルショウノガン、コスタリカのカザリキヌバドリ、サンショクキムネオオハシ、南アフリカのショウノガン、ヤブモズなどなど。
時間に余裕があれば、道に迷いつつ、さらには図鑑と首っ引きで「あれはなんだろう」と、初めて訪れる国でのバードウォッチングを楽しむのも良いでしょう。
でも、残念ながら、私たち日本人の多くは欧米人のように二週間や一ヶ月といった長期の休みを取って、バードウォッチングに費やすことなどほとんどできません。せいぜい、一週間が良いところです。
一週間という限られた時間で、見たい鳥を見ようと思ったら、呑気に一人で回ってバードウォッチングなどなかなかできないもんです。
そこで、プロのbirding guideを雇うことをオススメします。
幸い、近年、エコツアーブームにも影響されてか、大抵の国でbirding guideを見つけることが出来ます。
英語が出来なくても大丈夫。鳥の名前さえ分かれば、そこはある程度意志が通じるのだから、不思議なものです。
夏休みにタイやバリに出かけるのであれば、一泊二日でbirding guideにコンタクトを取ってみましょう。
海外旅行が一層楽しいものに変わるはずです。
タイやマレーシアのサイチョウ、キヌバネドリ、ヤイロチョウの仲間、オーストラリア北部のコウロコフウチョウ、オウゴンニワシドリ、シラオラケットカワセミ、インド北西部のベンガルショウノガン、コスタリカのカザリキヌバドリ、サンショクキムネオオハシ、南アフリカのショウノガン、ヤブモズなどなど。
時間に余裕があれば、道に迷いつつ、さらには図鑑と首っ引きで「あれはなんだろう」と、初めて訪れる国でのバードウォッチングを楽しむのも良いでしょう。
でも、残念ながら、私たち日本人の多くは欧米人のように二週間や一ヶ月といった長期の休みを取って、バードウォッチングに費やすことなどほとんどできません。せいぜい、一週間が良いところです。
一週間という限られた時間で、見たい鳥を見ようと思ったら、呑気に一人で回ってバードウォッチングなどなかなかできないもんです。
そこで、プロのbirding guideを雇うことをオススメします。
幸い、近年、エコツアーブームにも影響されてか、大抵の国でbirding guideを見つけることが出来ます。
英語が出来なくても大丈夫。鳥の名前さえ分かれば、そこはある程度意志が通じるのだから、不思議なものです。
夏休みにタイやバリに出かけるのであれば、一泊二日でbirding guideにコンタクトを取ってみましょう。
海外旅行が一層楽しいものに変わるはずです。
2008年5月4日日曜日
タイのbirding guide 3: Yotin Meekaew
タイ南部へバードウォッチングに行く人でYotinの名前を聞いたことのある人は結構多いだろう。
Yahoo等のサーチエンジンで"Yotin Meekaew"あるいは、"Yotin, Khao Nor Chuchi"等と入れてみると彼が如何によく知られたガイドがよく分かる。
Yotinが見せてくれるのは、世界的珍鳥Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)だ。ミャンマーで新たな生息地が近年見つかったが、それでも依然一般人が立ち入り出来る環境で見られるのは、タイ南部のKhao Nor Chuchiくらいであり、ここでの生息個体数は20ペアとも40ペアとも言われている。いずれにしても多くない。
Yotinがbirding guideとして絶大な信頼を誇っているのは、そのプロ魂にある。
まず、ヤイロチョウ類の生態を知る人であれば、容易に見られる鳥ではないことはすぐに分かるだろう。薄暗い熱帯林の茂った森の林床にいるのである。クロハラシマヤイロチョウを見るためには、さらに個体数の少なさという問題点をクリアーしなくてはならない。birding guideなしで、なんの予備知識もなくKhao Nor Chuchiに出かけて行っても、よほど運が良くない限り、Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)には出会えないだろう。Yotinはプロとして案内する限り、ほぼ100%(彼曰く、95%)可能にした。Khao Nor Chuchiを訪れるバードウォッチャーのほぼ全ての人の目当てがGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)であることを考えれば、これは凄いことである。
ただ単に見せるだけなら、ある程度経験を積んだbirding guideなら十分にできることかもしれない。Yotinはブラインドを使って、鳥に対する影響も極力軽減するよう努力している。
Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)以外にYotinが見せてくれた鳥は、Banded Pitta(キマユシマヤイロチョウ)、Large Wren-Babbler(オオサザイチメドリ)など、一回のバードウォッチング旅行ではなかなか見られない鳥ばかりである。
Yotinは、ガイドを頼む客が見たがる鳥は何かをよく把握し、その鳥がどこで見られるのか、どんな習性なのかもよく理解した上で、効果的にプレイバックを行う。
Yotinは自分がガイドをするKhao Nor Chuchiとそこに住む鳥をよく理解したプロのガイドで、Khao Nor Chuchiに行く人には、別にGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)を見なくても、ぜひに勧めたいガイドである。
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/Krabi-birding1j.html
2014年3月、2015年5月にリピートで案内してもらったが、最近さらにスキルアップしており、少しでも歩く距離を短く、鳥への負担を少なく見せるようになっている。また、夜行性の鳥のねぐらなどをよく理解しており、たった二日でガマグチヨタカ2種、フクロウ3種等を見せてくれた(2014年)。
メール等のレスが遅いのが難点だが、間違いなくタイ南部では最高のガイド。
Yahoo等のサーチエンジンで"Yotin Meekaew"あるいは、"Yotin, Khao Nor Chuchi"等と入れてみると彼が如何によく知られたガイドがよく分かる。
Yotinが見せてくれるのは、世界的珍鳥Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)だ。ミャンマーで新たな生息地が近年見つかったが、それでも依然一般人が立ち入り出来る環境で見られるのは、タイ南部のKhao Nor Chuchiくらいであり、ここでの生息個体数は20ペアとも40ペアとも言われている。いずれにしても多くない。
Yotinがbirding guideとして絶大な信頼を誇っているのは、そのプロ魂にある。
まず、ヤイロチョウ類の生態を知る人であれば、容易に見られる鳥ではないことはすぐに分かるだろう。薄暗い熱帯林の茂った森の林床にいるのである。クロハラシマヤイロチョウを見るためには、さらに個体数の少なさという問題点をクリアーしなくてはならない。birding guideなしで、なんの予備知識もなくKhao Nor Chuchiに出かけて行っても、よほど運が良くない限り、Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)には出会えないだろう。Yotinはプロとして案内する限り、ほぼ100%(彼曰く、95%)可能にした。Khao Nor Chuchiを訪れるバードウォッチャーのほぼ全ての人の目当てがGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)であることを考えれば、これは凄いことである。
ただ単に見せるだけなら、ある程度経験を積んだbirding guideなら十分にできることかもしれない。Yotinはブラインドを使って、鳥に対する影響も極力軽減するよう努力している。
Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)以外にYotinが見せてくれた鳥は、Banded Pitta(キマユシマヤイロチョウ)、Large Wren-Babbler(オオサザイチメドリ)など、一回のバードウォッチング旅行ではなかなか見られない鳥ばかりである。
Yotinは、ガイドを頼む客が見たがる鳥は何かをよく把握し、その鳥がどこで見られるのか、どんな習性なのかもよく理解した上で、効果的にプレイバックを行う。
Yotinは自分がガイドをするKhao Nor Chuchiとそこに住む鳥をよく理解したプロのガイドで、Khao Nor Chuchiに行く人には、別にGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)を見なくても、ぜひに勧めたいガイドである。
- birding guideとしての経験年数: 20年くらいやっているようだ
- ガイドをしている地域: タイ南部。主にKhao Nor Chuchi
- 使用言語: 英語、タイ語。英語はやや癖があるが、十分に聞き取りやすい
- ガイド料:6,500バーツ/日。ただし、純粋にガイド料のみ。これに車代1,500バーツ/日、公園入場料200/人を別に支払う必要がある。ちなみに、夜の案内を頼むと、1,500バーツ/日である。2007年に行った人から聞いたときでもガイド料が500バーツ/日上がっていたので、逐次確認する必要がある。
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/Krabi-birding1j.html
2014年3月、2015年5月にリピートで案内してもらったが、最近さらにスキルアップしており、少しでも歩く距離を短く、鳥への負担を少なく見せるようになっている。また、夜行性の鳥のねぐらなどをよく理解しており、たった二日でガマグチヨタカ2種、フクロウ3種等を見せてくれた(2014年)。
メール等のレスが遅いのが難点だが、間違いなくタイ南部では最高のガイド。
2008年4月27日日曜日
タイのbirding guide 2: Rattapon Kaichid
Rattaponに案内してもらったのは、2007年11月、日帰りでKhao Yaiの案内を頼んだ。
たった1日だけの案内なので、他のガイドと同次元で比較するのはやや不公平ではあるのだが・・・。
RataponもRachen同様、Nature Trailsのガイドで、個人でもガイドをやっているようだ。
奥さん共々バードウォッチングが好きらしく、奥さんがスワロフスキーだかの写真コンテストに入賞し、ナミビア旅行の副賞をもらったと話していた。
典型的なタイ人っぽいところがあり、温厚だが、人付き合いが淡白そうな印象で、欧米人のガイドのように、公私とも鳥が好きで好きでしょうがないという雰囲気ではない。それでも、サイチョウ類の研究をやっているそうで、羽音でもサイチョウ類の違いを聞き分けられると話していた。
眼は確かな方のようで、パンダナスの葉陰に止まっていたズアカキヌバネドリを見つけたり、逆光の葉陰という見づらい条件のオナガヒロハシを見つけたりした。
人柄同様、なんとなく淡白な鳥の見せ方が個人的には気になった。あまり鳥がいないと分かると、力を抜いているように感じられた。
Rachenの項でも書いたように、Nature Trailsのガイド料自体安いものではなく、値段を考えると、もっとプロフェッショナリズムに徹して欲しいところ。
たった1日だけの案内なので、他のガイドと同次元で比較するのはやや不公平ではあるのだが・・・。
RataponもRachen同様、Nature Trailsのガイドで、個人でもガイドをやっているようだ。
奥さん共々バードウォッチングが好きらしく、奥さんがスワロフスキーだかの写真コンテストに入賞し、ナミビア旅行の副賞をもらったと話していた。
典型的なタイ人っぽいところがあり、温厚だが、人付き合いが淡白そうな印象で、欧米人のガイドのように、公私とも鳥が好きで好きでしょうがないという雰囲気ではない。それでも、サイチョウ類の研究をやっているそうで、羽音でもサイチョウ類の違いを聞き分けられると話していた。
眼は確かな方のようで、パンダナスの葉陰に止まっていたズアカキヌバネドリを見つけたり、逆光の葉陰という見づらい条件のオナガヒロハシを見つけたりした。
人柄同様、なんとなく淡白な鳥の見せ方が個人的には気になった。あまり鳥がいないと分かると、力を抜いているように感じられた。
Rachenの項でも書いたように、Nature Trailsのガイド料自体安いものではなく、値段を考えると、もっとプロフェッショナリズムに徹して欲しいところ。
- birding guideとしての経験年数: 不明。
- ガイドをしている地域: タイ中部
- 使用言語: 英語、タイ語
- ガイド料: 確か、8,000バーツ/日程度
Rataponに案内してもらった日帰りカオヤイバードウォッチングの探鳥記はこちら
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/KhaoYaibirding1-j.htm
2008年4月26日土曜日
タイのbirding guide 1: Rachen Charoennugul
Rachenはタイのバードウォッチングツアー会社Nature Trailsのガイドである。
Nature Trailsにはこれまで2回探鳥ガイドを依頼したが、タイ全土をカバーしているのは便利である。
Rachenはタイ北部のチェンマイに拠点を置いており、Nature TrailsでDoi InthanonやDoi Angkhangへのバードウォッチングである旨を告げると、おそらく彼がbirding guideとしてつくはずだ。
風貌からしてそうなのだが、非常に温厚な人で、タイ人らしく、いつもニコニコしている。
彼にガイドを頼んだ2005年12月はあまり当たり年ではなかったせいもあるのだろうが、お目当てにしていたコチャバラオオルリやチャバラオオルリ、Rufous-gorgetted Flycatcher, Slaty-backed Flycatcher、ムシクイの仲間等を見逃したが、最大の目的のGreen Cochoaは見せてもらえた。
この地域のガイドとしては、特に眼や耳が良いという印象はなく、普通のベテランバードウォッチャーという印象。知らない地域に一人で行くよりも良いかな、程度の印象だった。
Nature Trails自体ガイド料がやや高い印象があり、一日当たり為替レートによって、24,000円 - 28,000円程度する。Rachenに関しては、正直そこまで支払うほどのガイドだったかというと「?」マークが残る。
ただ、人当たりが良いこと、気配りが利くこと等から、タイ北部はまったく初めてという人には勧めたい。
birding guideとしての経験年数: 不明。
ガイドをしている地域: タイ北部
使用言語: 英語、タイ語
ガイド料: 確か、8,000バーツ/日程度
Rachenに案内してもらったタイ北部の探鳥報告はこちら
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/DoiInthanon_jp1.htm
Nature Trailsにはこれまで2回探鳥ガイドを依頼したが、タイ全土をカバーしているのは便利である。
Rachenはタイ北部のチェンマイに拠点を置いており、Nature TrailsでDoi InthanonやDoi Angkhangへのバードウォッチングである旨を告げると、おそらく彼がbirding guideとしてつくはずだ。
風貌からしてそうなのだが、非常に温厚な人で、タイ人らしく、いつもニコニコしている。
彼にガイドを頼んだ2005年12月はあまり当たり年ではなかったせいもあるのだろうが、お目当てにしていたコチャバラオオルリやチャバラオオルリ、Rufous-gorgetted Flycatcher, Slaty-backed Flycatcher、ムシクイの仲間等を見逃したが、最大の目的のGreen Cochoaは見せてもらえた。
この地域のガイドとしては、特に眼や耳が良いという印象はなく、普通のベテランバードウォッチャーという印象。知らない地域に一人で行くよりも良いかな、程度の印象だった。
Nature Trails自体ガイド料がやや高い印象があり、一日当たり為替レートによって、24,000円 - 28,000円程度する。Rachenに関しては、正直そこまで支払うほどのガイドだったかというと「?」マークが残る。
ただ、人当たりが良いこと、気配りが利くこと等から、タイ北部はまったく初めてという人には勧めたい。
birding guideとしての経験年数: 不明。
ガイドをしている地域: タイ北部
使用言語: 英語、タイ語
ガイド料: 確か、8,000バーツ/日程度
Rachenに案内してもらったタイ北部の探鳥報告はこちら
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/DoiInthanon_jp1.htm
2008年4月20日日曜日
南アフリカのbirding guide 1: Etienne Marais
日本でバードウォッチングをしている人にとって、南アフリカはあまり縁の深くない国だろう。
しかし、多彩な環境と多様な野鳥が生息する南アフリカは、治安が不安定で、かつアクセスの良くない国の多いアフリカ諸国の中では、比較的安心してバードウォッチングを楽しめる国だ。
数いる南アフリカのbirding guideの中でEtienne率いる"Indicator Birding"を選んだ理由は、メールを送った後のレスが早かったこと、彼らが南アフリカに根ざしたbirding guideであること等がある。
約一週間にも及ぶ長期のガイドを頼んだ結果としては、良かった部分が60%、やや気に入らなかった点が残りの40%であった。
ガイドとしてのEtienneは知識の豊富な、よく準備のされたガイドといえる。空港でのピックアップ、車両や宿泊施設の手配、軽食、ランチ、飲み物の手配(お菓子や、ジュースの選択肢をいつも複数以上用意していた)、予備の望遠鏡、first aidキット等は文句なしであった。
ガイドコースもよく設定していて、見たかったノガンの仲間を4種、Knysna Lourie, Narina Trogon等を見せてくれた。ただ、他のバードウォッチャーと一緒に回ったからかもしれないが、ややtwitching的なバードウォッチングにはしることはあまり賛同できなかった。地味なセッカやヒヨドリの仲間はわざわざ見たいとも思わないし、できればその時間を割いて、見たかったハチクイの仲間を探すのに費やして欲しかった。そういった点は、白人のガイドにたまに見られる鈍感さと写った。
おそらく、twitcherの案内が多いからなのだろうが、夜明け前から夕食後までバードウォッチングをするのにもやや辟易した。正直、自分はそこまで熱心にバードウォッチングをする方ではないし、見たい鳥を見られればそれで十分である。我々のガイドの後、「楽なガイドだった」と彼は言っていたが、我々は本当にクタクタに疲れた。
どこまでも種類数を見ることにこだわる人なら、Etienneのガイドはピッタリだろう。
しかし、多彩な環境と多様な野鳥が生息する南アフリカは、治安が不安定で、かつアクセスの良くない国の多いアフリカ諸国の中では、比較的安心してバードウォッチングを楽しめる国だ。
数いる南アフリカのbirding guideの中でEtienne率いる"Indicator Birding"を選んだ理由は、メールを送った後のレスが早かったこと、彼らが南アフリカに根ざしたbirding guideであること等がある。
約一週間にも及ぶ長期のガイドを頼んだ結果としては、良かった部分が60%、やや気に入らなかった点が残りの40%であった。
ガイドとしてのEtienneは知識の豊富な、よく準備のされたガイドといえる。空港でのピックアップ、車両や宿泊施設の手配、軽食、ランチ、飲み物の手配(お菓子や、ジュースの選択肢をいつも複数以上用意していた)、予備の望遠鏡、first aidキット等は文句なしであった。
ガイドコースもよく設定していて、見たかったノガンの仲間を4種、Knysna Lourie, Narina Trogon等を見せてくれた。ただ、他のバードウォッチャーと一緒に回ったからかもしれないが、ややtwitching的なバードウォッチングにはしることはあまり賛同できなかった。地味なセッカやヒヨドリの仲間はわざわざ見たいとも思わないし、できればその時間を割いて、見たかったハチクイの仲間を探すのに費やして欲しかった。そういった点は、白人のガイドにたまに見られる鈍感さと写った。
おそらく、twitcherの案内が多いからなのだろうが、夜明け前から夕食後までバードウォッチングをするのにもやや辟易した。正直、自分はそこまで熱心にバードウォッチングをする方ではないし、見たい鳥を見られればそれで十分である。我々のガイドの後、「楽なガイドだった」と彼は言っていたが、我々は本当にクタクタに疲れた。
どこまでも種類数を見ることにこだわる人なら、Etienneのガイドはピッタリだろう。
- birding guideとしての経験年数: 不明。10年程度か。
- ガイドをしている地域: 南アフリカ、その他の南部アフリカ諸国
使用言語: 英語、アフリカーン - ガイド料: これまた忘れてしまった。
- ホームページ: http://www.birding.co.za/
Etienneに案内してもらった、南アフリカの探鳥記は以下のページ
ボルネオのbirding guide 1: Wang Kong
昼なお暗き熱帯の原生林が残るDanum Valleyで知る人ぞ知るbirding guideと言えば、Wang Kong(ワンコン)を除いて他にいまい。
Danum Valley Rainforest Lodgeはガイド付きの宿泊施設で、それなりに動植物の知識のあるガイドがつくのだが、樹高70mのフタバガキの樹海が続くDanum Valleyで一見さんが満足に見たい鳥を見るのは、ほぼ不可能。
また、中途半端なガイドであれば、3食付とはいえ、一泊2万円以上もするBorneo Rainforest Lodgeに泊まってのバードウォッチングは満足いくものにはならない。
そこで登場するのがWang Kongである。
彼はBorneo Rainforest Lodge(以下、BRL)のスタッフではないため、BRLに予約を入れても、彼にガイドを頼むことは出来ない。
彼にbirding guideを頼むには、親会社のBorneo Nature Toursに名指しで指名を入れなくてはならない。
では、そこまでする価値があるのか?
もし、ヤイロチョウ類を始めとする、ジャングルの手ごわい連中をご覧になりたければ、ぜひぜひオススメしたい。
Wang Kongは汗臭いし、タバコ臭いし、無愛想。おまけに、鳥を探し始めると、異常なほど神経質になるため、ガサゴソ足音を立てるとエラく嫌な顔をする。鳥を見つけても、"here!"とか、"there"と言うだけで、見えなければ、「なんで見えないんだ」と罵倒される。
でも、彼なしでDanum Valleyのバードウォッチングは考えられない。
一体どこに目がついているんだろう、彼の眼は赤外線センサーでもついているのかと思うほど、暗い林床でも15mも20mも先の鳥を見つける。彼はもともとボルネオの森の中に住む民族の出身である。ヒゲイノシシなどは「獲って食っていた」というから、バードウォッチャーの眼ではなく、ハンターの眼なのだろう。
Giant Pitta(オニヤイロチョウ)は彼は何回も「いる!、あそこだ!」と叫んでいるのに、結局妻が飛ぶところを見ただけで、私は見られなかった。しかし、どうやったって、あれは分からんぞ・・・。
別に文明の利器を使ってplay backをしないのに、口笛だけでCinnamon-rumped Trogon(ズグロキヌバネドリ), Red-naped Trogon(アカエリキヌバネドリ), Bornean Bristlehead(ブタゲモズ), Banded Kingfisher(カザリショウビン), Blue-headed Pitta(ズアオヤイロチョウ), Large-billed Blue Flycatcher(クロアゴヒメアオヒタキ)等を呼び寄せる。
あれで愛想が良ければ、天下一品なんだが・・・。
Danum Valley Rainforest Lodgeはガイド付きの宿泊施設で、それなりに動植物の知識のあるガイドがつくのだが、樹高70mのフタバガキの樹海が続くDanum Valleyで一見さんが満足に見たい鳥を見るのは、ほぼ不可能。
また、中途半端なガイドであれば、3食付とはいえ、一泊2万円以上もするBorneo Rainforest Lodgeに泊まってのバードウォッチングは満足いくものにはならない。
そこで登場するのがWang Kongである。
彼はBorneo Rainforest Lodge(以下、BRL)のスタッフではないため、BRLに予約を入れても、彼にガイドを頼むことは出来ない。
彼にbirding guideを頼むには、親会社のBorneo Nature Toursに名指しで指名を入れなくてはならない。
では、そこまでする価値があるのか?
もし、ヤイロチョウ類を始めとする、ジャングルの手ごわい連中をご覧になりたければ、ぜひぜひオススメしたい。
Wang Kongは汗臭いし、タバコ臭いし、無愛想。おまけに、鳥を探し始めると、異常なほど神経質になるため、ガサゴソ足音を立てるとエラく嫌な顔をする。鳥を見つけても、"here!"とか、"there"と言うだけで、見えなければ、「なんで見えないんだ」と罵倒される。
でも、彼なしでDanum Valleyのバードウォッチングは考えられない。
一体どこに目がついているんだろう、彼の眼は赤外線センサーでもついているのかと思うほど、暗い林床でも15mも20mも先の鳥を見つける。彼はもともとボルネオの森の中に住む民族の出身である。ヒゲイノシシなどは「獲って食っていた」というから、バードウォッチャーの眼ではなく、ハンターの眼なのだろう。
Giant Pitta(オニヤイロチョウ)は彼は何回も「いる!、あそこだ!」と叫んでいるのに、結局妻が飛ぶところを見ただけで、私は見られなかった。しかし、どうやったって、あれは分からんぞ・・・。
別に文明の利器を使ってplay backをしないのに、口笛だけでCinnamon-rumped Trogon(ズグロキヌバネドリ), Red-naped Trogon(アカエリキヌバネドリ), Bornean Bristlehead(ブタゲモズ), Banded Kingfisher(カザリショウビン), Blue-headed Pitta(ズアオヤイロチョウ), Large-billed Blue Flycatcher(クロアゴヒメアオヒタキ)等を呼び寄せる。
あれで愛想が良ければ、天下一品なんだが・・・。
- birding guideとしての経験年数: 不明。10年以上はやっていると思われる
- ガイドをしている地域: ボルネオ島のDanum ValleyとTabin
- 使用言語: 英語、マレー語
ガイド料: BRLの宿泊料にいくらか余分に支払う程度 - ホームページ: http://www.borneonaturetours.com/ (Borneo Nature Toursのホームページ)
Wang Kongにbirding guideを頼んだDanum Valleyの探鳥記はこちら
オーストラリアのbirding guide 2: Andrew (Andy) Anderson
植木等のOZ版とも言うべき、個性豊かな、脱力birding guideがAndy Anderson。
"You never knows"が口癖の、赤ら顔のオッチャンで、一見、大外れ風。時間にもルーズだが、なんとなく憎めない風貌を漂わせている。
内側からドアが開かない、いかれた日産バイオレットで未舗装路の続くCape Yorkへの道を片道5時間半も運転して日帰りしてもケロっとしているところはプロと言えばプロか。
個人的には、ガイドを頼んだ1995年7月にちゃんとGolden-shouldered Parrot(キビタイヒスイインコ)を見せてくれたので、悪い印象はないのだが、友人のアメリカ人からは、「パプア・ニューギニアでひどい目にあった」とのことなので、行き当たりばったりな性格は悪い方向に出ることもあるようだ。
あまり人に気を配るタイプではないので、3時間も運転しっぱなしで、横に座っている方がトイレを我慢するのに苦労したことがある。
当時、あまりケアンズ近郊でbirding guideをしている人はいなかったからなのか、彼の腕が確かだったのか、NHKの「生き物地球紀行」の撮影を手伝い、柳生博氏の案内もしたそうだ。
総論として、ガイドとしての腕はまずまず間違いないし、多少の無理にも応えてくれる点は貧乏バードウォッチャーとしては非常に有難かったのだが、どこまでものほほんとした態度を嫌がる人はいるだろう。
"You never knows"が口癖の、赤ら顔のオッチャンで、一見、大外れ風。時間にもルーズだが、なんとなく憎めない風貌を漂わせている。
内側からドアが開かない、いかれた日産バイオレットで未舗装路の続くCape Yorkへの道を片道5時間半も運転して日帰りしてもケロっとしているところはプロと言えばプロか。
個人的には、ガイドを頼んだ1995年7月にちゃんとGolden-shouldered Parrot(キビタイヒスイインコ)を見せてくれたので、悪い印象はないのだが、友人のアメリカ人からは、「パプア・ニューギニアでひどい目にあった」とのことなので、行き当たりばったりな性格は悪い方向に出ることもあるようだ。
あまり人に気を配るタイプではないので、3時間も運転しっぱなしで、横に座っている方がトイレを我慢するのに苦労したことがある。
当時、あまりケアンズ近郊でbirding guideをしている人はいなかったからなのか、彼の腕が確かだったのか、NHKの「生き物地球紀行」の撮影を手伝い、柳生博氏の案内もしたそうだ。
総論として、ガイドとしての腕はまずまず間違いないし、多少の無理にも応えてくれる点は貧乏バードウォッチャーとしては非常に有難かったのだが、どこまでものほほんとした態度を嫌がる人はいるだろう。
- birding guideとしての経験年数: 不明。20年以上はやっているはず。(年も相当食ったはず)
- ガイドをしている地域: オーストラリア北部、海外各国
- 使用言語: 英語 (OZなまりがきつい)
- ガイド料: 忘れた
ホームページ: http://aabirding.com/default.html (アイツにこんなページが作れるとは思えない・・・)
Andyにガイドを頼んだケアンズ近郊の探鳥報告はこちらhttp://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/cairns1995.htm
オーストラリアのbirding guide 1: Phil Gregory
Phi Gregoryはもともとイギリス人で、オーストラリアのケアンズから山の中に入った、KurandaにあるCassowary Houseのオーナーである。
Cassowary Houseの前のオーナーのJohnも良いガイドであったものの、やや偏屈で気難しいところがったが、Philは話しやすい、陽気な性格の良いガイドである。
Philにbirding guideを頼んだのは、確か2002年3月だったと思う。すでにケアンズには2度過去に訪問しており、リストアップしてあった種もマニアックなものばかりで、「これは、難しい!」という反応が事前にPhilから返ってきていた。
たった半日しかない中、それでも最大の目的であったBlue-faced Parrotfinch(ナンヨウセイコウチョウ)を見せてくれ、さらに予想外のRufous Owlまでみつけてくれた。
Phiの魅力は卓越したガイド能力もさることながら、明るい性格で人を飽きさせないところであり、また頼みたいガイドの一人である。
PhilはSicklebill Safariという旅行会社をやっており、特にパプア・ニューギニアへのツアーに力を入れている。このため、Cassowary Houseにはいないことが多く、奥さんのSueとのメールのやり取りでアポを入れることになる。
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/birdingcrnsdwn.htm
余談ではあるが、PhilがやっているSicklebill Safariでは、現在日本人スタッフ(以前、谷津でボランティアをしていた松井淳氏)が働いており、日本語も通じると見られる。
Cassowary Houseの前のオーナーのJohnも良いガイドであったものの、やや偏屈で気難しいところがったが、Philは話しやすい、陽気な性格の良いガイドである。
Philにbirding guideを頼んだのは、確か2002年3月だったと思う。すでにケアンズには2度過去に訪問しており、リストアップしてあった種もマニアックなものばかりで、「これは、難しい!」という反応が事前にPhilから返ってきていた。
たった半日しかない中、それでも最大の目的であったBlue-faced Parrotfinch(ナンヨウセイコウチョウ)を見せてくれ、さらに予想外のRufous Owlまでみつけてくれた。
Phiの魅力は卓越したガイド能力もさることながら、明るい性格で人を飽きさせないところであり、また頼みたいガイドの一人である。
PhilはSicklebill Safariという旅行会社をやっており、特にパプア・ニューギニアへのツアーに力を入れている。このため、Cassowary Houseにはいないことが多く、奥さんのSueとのメールのやり取りでアポを入れることになる。
- birding guideとしての経験年数: 不明 5年以上はやっているはず
- ガイドをしている地域: オーストラリア北部、海外各国
- 使用言語: 英語 (イギリス系なので、聞き取りやすい)
- ガイド料: 忘れた
- ホームページ: http://sicklebillsafaris.com/JAPAN/index.php
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/birdingcrnsdwn.htm
余談ではあるが、PhilがやっているSicklebill Safariでは、現在日本人スタッフ(以前、谷津でボランティアをしていた松井淳氏)が働いており、日本語も通じると見られる。
コスタリカのbirding guide 1: Richard Garrigues
Richard Garriguesにガイドを頼んだのは、1999年の5月。
ラムサール条約締約国会議の後、2泊3日でコスタリカでのバードウォッチングを依頼した。
どちらかといえば寡黙な男で、淡々と鳥を見せてくれるという印象だった。
長期間にわたる会議の後でこちらもヘトヘトだったので、静かなくらいがちょうど良かったのだが、ターゲットとなる鳥を見つけたときには、もうちょっと盛り上がってくれるガイドの方が個人的には好みである。
それでも、「ぜひ見たい!」と言っていたResplendent Quetzal(カザリキヌバネドリ)、Keel-billed Toucan(サンショクキムネオオハシ)、Scarlet Macaw(コンゴウインコ)を見せてくれた上に、三日間で200種近く見せてくれ、短期間で効率よく見せてもらったように思う。
鳥の知識は結構あり、聞けば色々と教えてくれる。とはいえ、あまり愛嬌がある方ではないので、長時間一緒にいると息苦しく感じる人もいるかもしれない。
宿泊施設の選び方、食事の選び方はセンスが良く、無難で良いものを選んでくれたようで、割安感のある旅行という印象だった。
1999年当時はガイド用の車を持っていなかったのか、車を別途借りなくてはならず、それがやや手間ではあった。
しばらく会わないうちにフィールドガイドを書いたらしく、彼のホームページにはでかでかと載っている。
ラムサール条約締約国会議の後、2泊3日でコスタリカでのバードウォッチングを依頼した。
どちらかといえば寡黙な男で、淡々と鳥を見せてくれるという印象だった。
長期間にわたる会議の後でこちらもヘトヘトだったので、静かなくらいがちょうど良かったのだが、ターゲットとなる鳥を見つけたときには、もうちょっと盛り上がってくれるガイドの方が個人的には好みである。
それでも、「ぜひ見たい!」と言っていたResplendent Quetzal(カザリキヌバネドリ)、Keel-billed Toucan(サンショクキムネオオハシ)、Scarlet Macaw(コンゴウインコ)を見せてくれた上に、三日間で200種近く見せてくれ、短期間で効率よく見せてもらったように思う。
鳥の知識は結構あり、聞けば色々と教えてくれる。とはいえ、あまり愛嬌がある方ではないので、長時間一緒にいると息苦しく感じる人もいるかもしれない。
宿泊施設の選び方、食事の選び方はセンスが良く、無難で良いものを選んでくれたようで、割安感のある旅行という印象だった。
1999年当時はガイド用の車を持っていなかったのか、車を別途借りなくてはならず、それがやや手間ではあった。
しばらく会わないうちにフィールドガイドを書いたらしく、彼のホームページにはでかでかと載っている。
- birding guideとしての経験年数:不明。ただし、コスタリカ在住22年
- 人種:アメリカ人であるそうだ
- ガイドをしている地域:主にコスタリカ
- 使用言語:英語(アメリカ人特有のなまりはあまりきつくなく、聞き取りやすい)・スペイン語
- ガイド料:当時 US$100/日 (たぶん、今はもっと取るであろう)
- ホームページ: http://www.angelfire.com/bc/gonebirding/index.html
Richardに案内してもらったコスタリカの探鳥報告は下記のページへ
2008年4月19日土曜日
マレーシアのbirding guide 1: Ooi Chin Hock
birding guideの最初を飾るのは、マレーシアの友人Ooi Chin Hock(ウィ・チン・ホックと読む)。
まだおそらく40代前半であろう中国系の彼は色々な意味で私が今まで出会ったbirding guideの中でもトップクラスである。
マレーシアという世界有数の野鳥観察のしづらい環境において、彼の望遠鏡さばきは奇跡に近い。どれだけ手前に枝が重なっていても枝をすり抜けてまで、piculet(小型のキツツキ)を望遠鏡に入れたり、30m, 40mという高木の枝先にいる鳥を見つけて望遠鏡に入れるまでの時間が恐るべきほど速い。
これだけでも十分に頭が下がるのだが、重いカセットプレーヤーを担ぎ、片手にマイク、片手に望遠鏡を背負って、平気な顔でスタスタ歩く。
Chin Hockはまた、陽気な性格の持ち主で、場の雰囲気を盛り上げてくれる。サイチョウの声真似をやったり(本当にその後飛んできて驚いたが)、「クルマ」とか「トンダ」と怪しい日本語を使ったり、なかなか楽しい思い出を作ってくれた。
一方、客に対する気遣いもできる人で、参加者の年齢層、性別などに併せて、時間の使い方を変えてくれたりする。
Chin HockはKalao Voyagesという旅行会社を営んでおり、個人での案内を頼めば、宿泊施設の手配等も安価でやってくれる。
Chin Hockとは、新和ツーリストの仕事を何回か一緒にやった他、個人的に2回ほど雇ったことがあるが、いずれも満足のいくものであった。また、友人や知人から頼まれて紹介したことがあるが、悪い評判は聞かない。
マレーシア(半島部)でバードウオッチングをするなら、彼をガイドとして雇うことをオススメしたい。
まだおそらく40代前半であろう中国系の彼は色々な意味で私が今まで出会ったbirding guideの中でもトップクラスである。
マレーシアという世界有数の野鳥観察のしづらい環境において、彼の望遠鏡さばきは奇跡に近い。どれだけ手前に枝が重なっていても枝をすり抜けてまで、piculet(小型のキツツキ)を望遠鏡に入れたり、30m, 40mという高木の枝先にいる鳥を見つけて望遠鏡に入れるまでの時間が恐るべきほど速い。
これだけでも十分に頭が下がるのだが、重いカセットプレーヤーを担ぎ、片手にマイク、片手に望遠鏡を背負って、平気な顔でスタスタ歩く。
Chin Hockはまた、陽気な性格の持ち主で、場の雰囲気を盛り上げてくれる。サイチョウの声真似をやったり(本当にその後飛んできて驚いたが)、「クルマ」とか「トンダ」と怪しい日本語を使ったり、なかなか楽しい思い出を作ってくれた。
一方、客に対する気遣いもできる人で、参加者の年齢層、性別などに併せて、時間の使い方を変えてくれたりする。
Chin HockはKalao Voyagesという旅行会社を営んでおり、個人での案内を頼めば、宿泊施設の手配等も安価でやってくれる。
Chin Hockとは、新和ツーリストの仕事を何回か一緒にやった他、個人的に2回ほど雇ったことがあるが、いずれも満足のいくものであった。また、友人や知人から頼まれて紹介したことがあるが、悪い評判は聞かない。
マレーシア(半島部)でバードウオッチングをするなら、彼をガイドとして雇うことをオススメしたい。
- birding guideとしての経験年数:おそらく15年くらい
- 使用言語: 英語、北京語、マレー語、日本語(少しだけ)
- ガイド料: 10年前はUS$200/日だったが、今ではおそらくもう少し取るだろう
- ガイドをしている地域:マレーシア全般 (半島部に拠点があるため、半島の方が詳しい)
- ホームページ: http://www.kalaovoyages.com/
以下は私がChin Hockと一緒にガイドを行ったときの探鳥報告である。
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/langkawi-jp-2001.htm
このサイトの利用方法
"birding guide in the world"は、主に海外のバードウォッチングガイドを紹介するページです。
近年、日本人でも海外でバードウォッチングをする人が増えてきています。
しかし、一般的な日本人が有休を取得できる日数はせいぜい3-4日、長くて一週間程度であり、欧米のバードウォッチャーに比べて、自分で情報を調べ、旅先の旅費を抑えて見たい鳥を見るということはあまり容易ではありません。
そこで、プロのバードウォッチングガイドを雇って、海外バードウォッチングを楽しむ人が増えてきていますが、バードウォッチャーの好みも色々なら、ガイドのタイプも色々です。
"birding guide in the world"では、これまで、管理人が海外バードウォッチングで依頼したプロのバードウォッチングガイドについて、以下のような点に留意して紹介していきます。
近年、日本人でも海外でバードウォッチングをする人が増えてきています。
しかし、一般的な日本人が有休を取得できる日数はせいぜい3-4日、長くて一週間程度であり、欧米のバードウォッチャーに比べて、自分で情報を調べ、旅先の旅費を抑えて見たい鳥を見るということはあまり容易ではありません。
そこで、プロのバードウォッチングガイドを雇って、海外バードウォッチングを楽しむ人が増えてきていますが、バードウォッチャーの好みも色々なら、ガイドのタイプも色々です。
"birding guide in the world"では、これまで、管理人が海外バードウォッチングで依頼したプロのバードウォッチングガイドについて、以下のような点に留意して紹介していきます。
- ガイドの人種
- ガイドの経験年数
- ガイドの話せる言語
- ガイドの性格
- ガイド料
- ガイドの技能、知識
- ガイドの連絡先
なお、あくまでも管理人一人(現段階)での知見に基づくものであり、ガイド料等、連絡先等、必ずしも最新の情報ではないことはご理解ください。
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