フィリピンへバードウォッチングンへ行こうという日本人バーダーはそもそもそんなに多くないだろう。
あまり知られていないが、フィリピンは固有種が非常に多く、いわゆるオリエンタル区の鳥相(サイチョウ、ヤイロチョウなど)と、ウォーレス線よりも東に多い鳥相(ヒメアオバト、モズヒタキなど)の両方が楽しめる。
とはいえ、治安の問題、言葉の問題などがあり、ぜひともプロのガイドを頼みたい土地柄である。
Tim Fisherの名前は"A Guide to the Birds of the Philippines"の著者でもあったことから、以前から知っていたが、連絡先を知らず、フィリピン・ルゾン島での探鳥が決まったときは、最初は別の会社へコンタクトを取った。
ただ、その会社の料金がえらく高かった(一日なんとUS$300!)であったことから、知人のつてを頼って、Tim Fisherのメールアドレスをもらい、本人に連絡を取ることができた。
2008年5月20日から22日の三日間案内してもらったが、結果から言うと、悪くはないが、5年前に会いたかったという人である。
その理由は、すでに60歳を超えており、彼自身が精力的にバードウォッチングをする時期を通り過ぎている上、体力の衰えが目立ったこと、動作が緩慢な上に、車の運転、機械類の操作にいささか不安を感じさせたことなどである。
ただ、1970年代後半からフィリピンに住み、30年以上もフィリピンでバードウォッチングをしているだけあって、フィリピン国内の野鳥の生息状況、鳥の見方、鳥の見やすい季節などを知り尽くしている。
Timが見せてくれた鳥はSpotted Buttonquail, Spotted Wood Kingfisher, Red-bellied Pitta, Black-chinned Fruit-Doveなど。
精力的に種類を稼ぎたい向きにはあまりオススメできないが(なにせ、そんな体力がもうない)、じっくり特定の種を狙いたい人にはまだまだオススメできる人である。
また、Timはフィリピン国内でバードウォッチングガイドを養成しているので、ルゾン島以外でもガイドを頼みたい場合、彼に連絡を取ると紹介してくれる。
Tim Fisherに案内してもらったルゾン島の探鳥記はこちら
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/MtMakiling1jp.htm
2009年7月11日土曜日
2008年5月6日火曜日
birding guideのススメ
海外へバードウォッチングに出かけるバードウォッチャーの多くは、特定の野鳥を見たくて出かける人が多いことと思います。
タイやマレーシアのサイチョウ、キヌバネドリ、ヤイロチョウの仲間、オーストラリア北部のコウロコフウチョウ、オウゴンニワシドリ、シラオラケットカワセミ、インド北西部のベンガルショウノガン、コスタリカのカザリキヌバドリ、サンショクキムネオオハシ、南アフリカのショウノガン、ヤブモズなどなど。
時間に余裕があれば、道に迷いつつ、さらには図鑑と首っ引きで「あれはなんだろう」と、初めて訪れる国でのバードウォッチングを楽しむのも良いでしょう。
でも、残念ながら、私たち日本人の多くは欧米人のように二週間や一ヶ月といった長期の休みを取って、バードウォッチングに費やすことなどほとんどできません。せいぜい、一週間が良いところです。
一週間という限られた時間で、見たい鳥を見ようと思ったら、呑気に一人で回ってバードウォッチングなどなかなかできないもんです。
そこで、プロのbirding guideを雇うことをオススメします。
幸い、近年、エコツアーブームにも影響されてか、大抵の国でbirding guideを見つけることが出来ます。
英語が出来なくても大丈夫。鳥の名前さえ分かれば、そこはある程度意志が通じるのだから、不思議なものです。
夏休みにタイやバリに出かけるのであれば、一泊二日でbirding guideにコンタクトを取ってみましょう。
海外旅行が一層楽しいものに変わるはずです。
タイやマレーシアのサイチョウ、キヌバネドリ、ヤイロチョウの仲間、オーストラリア北部のコウロコフウチョウ、オウゴンニワシドリ、シラオラケットカワセミ、インド北西部のベンガルショウノガン、コスタリカのカザリキヌバドリ、サンショクキムネオオハシ、南アフリカのショウノガン、ヤブモズなどなど。
時間に余裕があれば、道に迷いつつ、さらには図鑑と首っ引きで「あれはなんだろう」と、初めて訪れる国でのバードウォッチングを楽しむのも良いでしょう。
でも、残念ながら、私たち日本人の多くは欧米人のように二週間や一ヶ月といった長期の休みを取って、バードウォッチングに費やすことなどほとんどできません。せいぜい、一週間が良いところです。
一週間という限られた時間で、見たい鳥を見ようと思ったら、呑気に一人で回ってバードウォッチングなどなかなかできないもんです。
そこで、プロのbirding guideを雇うことをオススメします。
幸い、近年、エコツアーブームにも影響されてか、大抵の国でbirding guideを見つけることが出来ます。
英語が出来なくても大丈夫。鳥の名前さえ分かれば、そこはある程度意志が通じるのだから、不思議なものです。
夏休みにタイやバリに出かけるのであれば、一泊二日でbirding guideにコンタクトを取ってみましょう。
海外旅行が一層楽しいものに変わるはずです。
2008年5月4日日曜日
タイのbirding guide 3: Yotin Meekaew
タイ南部へバードウォッチングに行く人でYotinの名前を聞いたことのある人は結構多いだろう。
Yahoo等のサーチエンジンで"Yotin Meekaew"あるいは、"Yotin, Khao Nor Chuchi"等と入れてみると彼が如何によく知られたガイドがよく分かる。
Yotinが見せてくれるのは、世界的珍鳥Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)だ。ミャンマーで新たな生息地が近年見つかったが、それでも依然一般人が立ち入り出来る環境で見られるのは、タイ南部のKhao Nor Chuchiくらいであり、ここでの生息個体数は20ペアとも40ペアとも言われている。いずれにしても多くない。
Yotinがbirding guideとして絶大な信頼を誇っているのは、そのプロ魂にある。
まず、ヤイロチョウ類の生態を知る人であれば、容易に見られる鳥ではないことはすぐに分かるだろう。薄暗い熱帯林の茂った森の林床にいるのである。クロハラシマヤイロチョウを見るためには、さらに個体数の少なさという問題点をクリアーしなくてはならない。birding guideなしで、なんの予備知識もなくKhao Nor Chuchiに出かけて行っても、よほど運が良くない限り、Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)には出会えないだろう。Yotinはプロとして案内する限り、ほぼ100%(彼曰く、95%)可能にした。Khao Nor Chuchiを訪れるバードウォッチャーのほぼ全ての人の目当てがGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)であることを考えれば、これは凄いことである。
ただ単に見せるだけなら、ある程度経験を積んだbirding guideなら十分にできることかもしれない。Yotinはブラインドを使って、鳥に対する影響も極力軽減するよう努力している。
Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)以外にYotinが見せてくれた鳥は、Banded Pitta(キマユシマヤイロチョウ)、Large Wren-Babbler(オオサザイチメドリ)など、一回のバードウォッチング旅行ではなかなか見られない鳥ばかりである。
Yotinは、ガイドを頼む客が見たがる鳥は何かをよく把握し、その鳥がどこで見られるのか、どんな習性なのかもよく理解した上で、効果的にプレイバックを行う。
Yotinは自分がガイドをするKhao Nor Chuchiとそこに住む鳥をよく理解したプロのガイドで、Khao Nor Chuchiに行く人には、別にGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)を見なくても、ぜひに勧めたいガイドである。
Yahoo等のサーチエンジンで"Yotin Meekaew"あるいは、"Yotin, Khao Nor Chuchi"等と入れてみると彼が如何によく知られたガイドがよく分かる。
Yotinが見せてくれるのは、世界的珍鳥Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)だ。ミャンマーで新たな生息地が近年見つかったが、それでも依然一般人が立ち入り出来る環境で見られるのは、タイ南部のKhao Nor Chuchiくらいであり、ここでの生息個体数は20ペアとも40ペアとも言われている。いずれにしても多くない。
Yotinがbirding guideとして絶大な信頼を誇っているのは、そのプロ魂にある。
まず、ヤイロチョウ類の生態を知る人であれば、容易に見られる鳥ではないことはすぐに分かるだろう。薄暗い熱帯林の茂った森の林床にいるのである。クロハラシマヤイロチョウを見るためには、さらに個体数の少なさという問題点をクリアーしなくてはならない。birding guideなしで、なんの予備知識もなくKhao Nor Chuchiに出かけて行っても、よほど運が良くない限り、Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)には出会えないだろう。Yotinはプロとして案内する限り、ほぼ100%(彼曰く、95%)可能にした。Khao Nor Chuchiを訪れるバードウォッチャーのほぼ全ての人の目当てがGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)であることを考えれば、これは凄いことである。
ただ単に見せるだけなら、ある程度経験を積んだbirding guideなら十分にできることかもしれない。Yotinはブラインドを使って、鳥に対する影響も極力軽減するよう努力している。
Gurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)以外にYotinが見せてくれた鳥は、Banded Pitta(キマユシマヤイロチョウ)、Large Wren-Babbler(オオサザイチメドリ)など、一回のバードウォッチング旅行ではなかなか見られない鳥ばかりである。
Yotinは、ガイドを頼む客が見たがる鳥は何かをよく把握し、その鳥がどこで見られるのか、どんな習性なのかもよく理解した上で、効果的にプレイバックを行う。
Yotinは自分がガイドをするKhao Nor Chuchiとそこに住む鳥をよく理解したプロのガイドで、Khao Nor Chuchiに行く人には、別にGurney's Pitta(クロハラシマヤイロチョウ)を見なくても、ぜひに勧めたいガイドである。
- birding guideとしての経験年数: 20年くらいやっているようだ
- ガイドをしている地域: タイ南部。主にKhao Nor Chuchi
- 使用言語: 英語、タイ語。英語はやや癖があるが、十分に聞き取りやすい
- ガイド料:6,500バーツ/日。ただし、純粋にガイド料のみ。これに車代1,500バーツ/日、公園入場料200/人を別に支払う必要がある。ちなみに、夜の案内を頼むと、1,500バーツ/日である。2007年に行った人から聞いたときでもガイド料が500バーツ/日上がっていたので、逐次確認する必要がある。
Yotinに案内してもらった、Khao Nor Chuchiの探鳥レポートはこちら
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/Krabi-birding1j.html
2008年4月27日日曜日
タイのbirding guide 2: Rattapon Kaichid
Rattaponに案内してもらったのは、2007年11月、日帰りでKhao Yaiの案内を頼んだ。
たった1日だけの案内なので、他のガイドと同次元で比較するのはやや不公平ではあるのだが・・・。
RataponもRachen同様、Nature Trailsのガイドで、個人でもガイドをやっているようだ。
奥さん共々バードウォッチングが好きらしく、奥さんがスワロフスキーだかの写真コンテストに入賞し、ナミビア旅行の副賞をもらったと話していた。
典型的なタイ人っぽいところがあり、温厚だが、人付き合いが淡白そうな印象で、欧米人のガイドのように、公私とも鳥が好きで好きでしょうがないという雰囲気ではない。それでも、サイチョウ類の研究をやっているそうで、羽音でもサイチョウ類の違いを聞き分けられると話していた。
眼は確かな方のようで、パンダナスの葉陰に止まっていたズアカキヌバネドリを見つけたり、逆光の葉陰という見づらい条件のオナガヒロハシを見つけたりした。
人柄同様、なんとなく淡白な鳥の見せ方が個人的には気になった。あまり鳥がいないと分かると、力を抜いているように感じられた。
Rachenの項でも書いたように、Nature Trailsのガイド料自体安いものではなく、値段を考えると、もっとプロフェッショナリズムに徹して欲しいところ。
たった1日だけの案内なので、他のガイドと同次元で比較するのはやや不公平ではあるのだが・・・。
RataponもRachen同様、Nature Trailsのガイドで、個人でもガイドをやっているようだ。
奥さん共々バードウォッチングが好きらしく、奥さんがスワロフスキーだかの写真コンテストに入賞し、ナミビア旅行の副賞をもらったと話していた。
典型的なタイ人っぽいところがあり、温厚だが、人付き合いが淡白そうな印象で、欧米人のガイドのように、公私とも鳥が好きで好きでしょうがないという雰囲気ではない。それでも、サイチョウ類の研究をやっているそうで、羽音でもサイチョウ類の違いを聞き分けられると話していた。
眼は確かな方のようで、パンダナスの葉陰に止まっていたズアカキヌバネドリを見つけたり、逆光の葉陰という見づらい条件のオナガヒロハシを見つけたりした。
人柄同様、なんとなく淡白な鳥の見せ方が個人的には気になった。あまり鳥がいないと分かると、力を抜いているように感じられた。
Rachenの項でも書いたように、Nature Trailsのガイド料自体安いものではなく、値段を考えると、もっとプロフェッショナリズムに徹して欲しいところ。
- birding guideとしての経験年数: 不明。
- ガイドをしている地域: タイ中部
- 使用言語: 英語、タイ語
- ガイド料: 確か、8,000バーツ/日程度
Rataponに案内してもらった日帰りカオヤイバードウォッチングの探鳥記はこちら
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/KhaoYaibirding1-j.htm
2008年4月26日土曜日
タイのbirding guide 1: Rachen Charoennugul
Rachenはタイのバードウォッチングツアー会社Nature Trailsのガイドである。
Nature Trailsにはこれまで2回探鳥ガイドを依頼したが、タイ全土をカバーしているのは便利である。
Rachenはタイ北部のチェンマイに拠点を置いており、Nature TrailsでDoi InthanonやDoi Angkhangへのバードウォッチングである旨を告げると、おそらく彼がbirding guideとしてつくはずだ。
風貌からしてそうなのだが、非常に温厚な人で、タイ人らしく、いつもニコニコしている。
彼にガイドを頼んだ2005年12月はあまり当たり年ではなかったせいもあるのだろうが、お目当てにしていたコチャバラオオルリやチャバラオオルリ、Rufous-gorgetted Flycatcher, Slaty-backed Flycatcher、ムシクイの仲間等を見逃したが、最大の目的のGreen Cochoaは見せてもらえた。
この地域のガイドとしては、特に眼や耳が良いという印象はなく、普通のベテランバードウォッチャーという印象。知らない地域に一人で行くよりも良いかな、程度の印象だった。
Nature Trails自体ガイド料がやや高い印象があり、一日当たり為替レートによって、24,000円 - 28,000円程度する。Rachenに関しては、正直そこまで支払うほどのガイドだったかというと「?」マークが残る。
ただ、人当たりが良いこと、気配りが利くこと等から、タイ北部はまったく初めてという人には勧めたい。
birding guideとしての経験年数: 不明。
ガイドをしている地域: タイ北部
使用言語: 英語、タイ語
ガイド料: 確か、8,000バーツ/日程度
Rachenに案内してもらったタイ北部の探鳥報告はこちら
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/DoiInthanon_jp1.htm
Nature Trailsにはこれまで2回探鳥ガイドを依頼したが、タイ全土をカバーしているのは便利である。
Rachenはタイ北部のチェンマイに拠点を置いており、Nature TrailsでDoi InthanonやDoi Angkhangへのバードウォッチングである旨を告げると、おそらく彼がbirding guideとしてつくはずだ。
風貌からしてそうなのだが、非常に温厚な人で、タイ人らしく、いつもニコニコしている。
彼にガイドを頼んだ2005年12月はあまり当たり年ではなかったせいもあるのだろうが、お目当てにしていたコチャバラオオルリやチャバラオオルリ、Rufous-gorgetted Flycatcher, Slaty-backed Flycatcher、ムシクイの仲間等を見逃したが、最大の目的のGreen Cochoaは見せてもらえた。
この地域のガイドとしては、特に眼や耳が良いという印象はなく、普通のベテランバードウォッチャーという印象。知らない地域に一人で行くよりも良いかな、程度の印象だった。
Nature Trails自体ガイド料がやや高い印象があり、一日当たり為替レートによって、24,000円 - 28,000円程度する。Rachenに関しては、正直そこまで支払うほどのガイドだったかというと「?」マークが残る。
ただ、人当たりが良いこと、気配りが利くこと等から、タイ北部はまったく初めてという人には勧めたい。
birding guideとしての経験年数: 不明。
ガイドをしている地域: タイ北部
使用言語: 英語、タイ語
ガイド料: 確か、8,000バーツ/日程度
Rachenに案内してもらったタイ北部の探鳥報告はこちら
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/DoiInthanon_jp1.htm
2008年4月20日日曜日
南アフリカのbirding guide 1: Etienne Marais
日本でバードウォッチングをしている人にとって、南アフリカはあまり縁の深くない国だろう。
しかし、多彩な環境と多様な野鳥が生息する南アフリカは、治安が不安定で、かつアクセスの良くない国の多いアフリカ諸国の中では、比較的安心してバードウォッチングを楽しめる国だ。
数いる南アフリカのbirding guideの中でEtienne率いる"Indicator Birding"を選んだ理由は、メールを送った後のレスが早かったこと、彼らが南アフリカに根ざしたbirding guideであること等がある。
約一週間にも及ぶ長期のガイドを頼んだ結果としては、良かった部分が60%、やや気に入らなかった点が残りの40%であった。
ガイドとしてのEtienneは知識の豊富な、よく準備のされたガイドといえる。空港でのピックアップ、車両や宿泊施設の手配、軽食、ランチ、飲み物の手配(お菓子や、ジュースの選択肢をいつも複数以上用意していた)、予備の望遠鏡、first aidキット等は文句なしであった。
ガイドコースもよく設定していて、見たかったノガンの仲間を4種、Knysna Lourie, Narina Trogon等を見せてくれた。ただ、他のバードウォッチャーと一緒に回ったからかもしれないが、ややtwitching的なバードウォッチングにはしることはあまり賛同できなかった。地味なセッカやヒヨドリの仲間はわざわざ見たいとも思わないし、できればその時間を割いて、見たかったハチクイの仲間を探すのに費やして欲しかった。そういった点は、白人のガイドにたまに見られる鈍感さと写った。
おそらく、twitcherの案内が多いからなのだろうが、夜明け前から夕食後までバードウォッチングをするのにもやや辟易した。正直、自分はそこまで熱心にバードウォッチングをする方ではないし、見たい鳥を見られればそれで十分である。我々のガイドの後、「楽なガイドだった」と彼は言っていたが、我々は本当にクタクタに疲れた。
どこまでも種類数を見ることにこだわる人なら、Etienneのガイドはピッタリだろう。
しかし、多彩な環境と多様な野鳥が生息する南アフリカは、治安が不安定で、かつアクセスの良くない国の多いアフリカ諸国の中では、比較的安心してバードウォッチングを楽しめる国だ。
数いる南アフリカのbirding guideの中でEtienne率いる"Indicator Birding"を選んだ理由は、メールを送った後のレスが早かったこと、彼らが南アフリカに根ざしたbirding guideであること等がある。
約一週間にも及ぶ長期のガイドを頼んだ結果としては、良かった部分が60%、やや気に入らなかった点が残りの40%であった。
ガイドとしてのEtienneは知識の豊富な、よく準備のされたガイドといえる。空港でのピックアップ、車両や宿泊施設の手配、軽食、ランチ、飲み物の手配(お菓子や、ジュースの選択肢をいつも複数以上用意していた)、予備の望遠鏡、first aidキット等は文句なしであった。
ガイドコースもよく設定していて、見たかったノガンの仲間を4種、Knysna Lourie, Narina Trogon等を見せてくれた。ただ、他のバードウォッチャーと一緒に回ったからかもしれないが、ややtwitching的なバードウォッチングにはしることはあまり賛同できなかった。地味なセッカやヒヨドリの仲間はわざわざ見たいとも思わないし、できればその時間を割いて、見たかったハチクイの仲間を探すのに費やして欲しかった。そういった点は、白人のガイドにたまに見られる鈍感さと写った。
おそらく、twitcherの案内が多いからなのだろうが、夜明け前から夕食後までバードウォッチングをするのにもやや辟易した。正直、自分はそこまで熱心にバードウォッチングをする方ではないし、見たい鳥を見られればそれで十分である。我々のガイドの後、「楽なガイドだった」と彼は言っていたが、我々は本当にクタクタに疲れた。
どこまでも種類数を見ることにこだわる人なら、Etienneのガイドはピッタリだろう。
- birding guideとしての経験年数: 不明。10年程度か。
- ガイドをしている地域: 南アフリカ、その他の南部アフリカ諸国
使用言語: 英語、アフリカーン - ガイド料: これまた忘れてしまった。
- ホームページ: http://www.birding.co.za/
Etienneに案内してもらった、南アフリカの探鳥記は以下のページ
ボルネオのbirding guide 1: Wang Kong
昼なお暗き熱帯の原生林が残るDanum Valleyで知る人ぞ知るbirding guideと言えば、Wang Kong(ワンコン)を除いて他にいまい。
Danum Valley Rainforest Lodgeはガイド付きの宿泊施設で、それなりに動植物の知識のあるガイドがつくのだが、樹高70mのフタバガキの樹海が続くDanum Valleyで一見さんが満足に見たい鳥を見るのは、ほぼ不可能。
また、中途半端なガイドであれば、3食付とはいえ、一泊2万円以上もするBorneo Rainforest Lodgeに泊まってのバードウォッチングは満足いくものにはならない。
そこで登場するのがWang Kongである。
彼はBorneo Rainforest Lodge(以下、BRL)のスタッフではないため、BRLに予約を入れても、彼にガイドを頼むことは出来ない。
彼にbirding guideを頼むには、親会社のBorneo Nature Toursに名指しで指名を入れなくてはならない。
では、そこまでする価値があるのか?
もし、ヤイロチョウ類を始めとする、ジャングルの手ごわい連中をご覧になりたければ、ぜひぜひオススメしたい。
Wang Kongは汗臭いし、タバコ臭いし、無愛想。おまけに、鳥を探し始めると、異常なほど神経質になるため、ガサゴソ足音を立てるとエラく嫌な顔をする。鳥を見つけても、"here!"とか、"there"と言うだけで、見えなければ、「なんで見えないんだ」と罵倒される。
でも、彼なしでDanum Valleyのバードウォッチングは考えられない。
一体どこに目がついているんだろう、彼の眼は赤外線センサーでもついているのかと思うほど、暗い林床でも15mも20mも先の鳥を見つける。彼はもともとボルネオの森の中に住む民族の出身である。ヒゲイノシシなどは「獲って食っていた」というから、バードウォッチャーの眼ではなく、ハンターの眼なのだろう。
Giant Pitta(オニヤイロチョウ)は彼は何回も「いる!、あそこだ!」と叫んでいるのに、結局妻が飛ぶところを見ただけで、私は見られなかった。しかし、どうやったって、あれは分からんぞ・・・。
別に文明の利器を使ってplay backをしないのに、口笛だけでCinnamon-rumped Trogon(ズグロキヌバネドリ), Red-naped Trogon(アカエリキヌバネドリ), Bornean Bristlehead(ブタゲモズ), Banded Kingfisher(カザリショウビン), Blue-headed Pitta(ズアオヤイロチョウ), Large-billed Blue Flycatcher(クロアゴヒメアオヒタキ)等を呼び寄せる。
あれで愛想が良ければ、天下一品なんだが・・・。
Danum Valley Rainforest Lodgeはガイド付きの宿泊施設で、それなりに動植物の知識のあるガイドがつくのだが、樹高70mのフタバガキの樹海が続くDanum Valleyで一見さんが満足に見たい鳥を見るのは、ほぼ不可能。
また、中途半端なガイドであれば、3食付とはいえ、一泊2万円以上もするBorneo Rainforest Lodgeに泊まってのバードウォッチングは満足いくものにはならない。
そこで登場するのがWang Kongである。
彼はBorneo Rainforest Lodge(以下、BRL)のスタッフではないため、BRLに予約を入れても、彼にガイドを頼むことは出来ない。
彼にbirding guideを頼むには、親会社のBorneo Nature Toursに名指しで指名を入れなくてはならない。
では、そこまでする価値があるのか?
もし、ヤイロチョウ類を始めとする、ジャングルの手ごわい連中をご覧になりたければ、ぜひぜひオススメしたい。
Wang Kongは汗臭いし、タバコ臭いし、無愛想。おまけに、鳥を探し始めると、異常なほど神経質になるため、ガサゴソ足音を立てるとエラく嫌な顔をする。鳥を見つけても、"here!"とか、"there"と言うだけで、見えなければ、「なんで見えないんだ」と罵倒される。
でも、彼なしでDanum Valleyのバードウォッチングは考えられない。
一体どこに目がついているんだろう、彼の眼は赤外線センサーでもついているのかと思うほど、暗い林床でも15mも20mも先の鳥を見つける。彼はもともとボルネオの森の中に住む民族の出身である。ヒゲイノシシなどは「獲って食っていた」というから、バードウォッチャーの眼ではなく、ハンターの眼なのだろう。
Giant Pitta(オニヤイロチョウ)は彼は何回も「いる!、あそこだ!」と叫んでいるのに、結局妻が飛ぶところを見ただけで、私は見られなかった。しかし、どうやったって、あれは分からんぞ・・・。
別に文明の利器を使ってplay backをしないのに、口笛だけでCinnamon-rumped Trogon(ズグロキヌバネドリ), Red-naped Trogon(アカエリキヌバネドリ), Bornean Bristlehead(ブタゲモズ), Banded Kingfisher(カザリショウビン), Blue-headed Pitta(ズアオヤイロチョウ), Large-billed Blue Flycatcher(クロアゴヒメアオヒタキ)等を呼び寄せる。
あれで愛想が良ければ、天下一品なんだが・・・。
- birding guideとしての経験年数: 不明。10年以上はやっていると思われる
- ガイドをしている地域: ボルネオ島のDanum ValleyとTabin
- 使用言語: 英語、マレー語
ガイド料: BRLの宿泊料にいくらか余分に支払う程度 - ホームページ: http://www.borneonaturetours.com/ (Borneo Nature Toursのホームページ)
Wang Kongにbirding guideを頼んだDanum Valleyの探鳥記はこちら
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