2014年4月のブータン渡航中に案内してもらったガイド。
本当は、Sherabの所属するツアー会社のAccross BhutanのNorbuの案内を希望していたが、彼の都合がつかず、Sherabが同行することになった。
ガイドとしての人柄は、これまで案内してもらったブータン人バードウォッチングガイドの中では最高ランク。
先に触れたTshering Phuntshoが良いガイドではあるが、びんろうをかむ習慣があること、昼間から酒を飲むことなど、ガイドとしての人柄にやや難点があることを比べると、非常に付き合いやすかった。
性格が比較的明るく、話しかけやすい上、ガイドの仕事に慣れていて、細かい気配りができるように感じた。
また、ドライバーの使い方もうまく、鳥を観察している間の車の移動先の指示など、適当であり、時間の使い方も効果的だった。
非常に目が良く、Rufous-throated Wren BabblerやScaly-breasted Wren Babblerを見つけてくれたのだが、どうしたらあんな薄暗い藪の中で小さな昆虫のように移動する暗褐色の鳥を見つけられるのか、本当に感心させられたし、Rufous-throated Wren Babblerを見つけた時など、20分近く時間をかけて探してくれ、その根気の良さにもプロ根性を感じた。
play backの使い方も効果的で、これまで出会ったガイドがplay backを濫用するのと比べ、好感が持てた。
惜しむらくは、経験値はNorbuほどではないこと。
Norbuには案内してもらったことがないため、ここで触れないが、彼の知識、経験を聞いていると、私が見たいと思っていたBar-winged Wren Babbler, Long-billed Wren Babbler, Fulvous-breasted Parrotbillなどの知識がやや乏しく感じられ、実際、これらの鳥は私は見られなかったが、ほぼ同時期にシンガポール人を連れてツアーを行っていたNorbuはすべて観察していた。
まだ年齢的には若いガイドであり、今後に期待したい。
使用言語:ゾンカ語、英語
ガイドをしている地域:ブータン全域(特に、ブムタンから東に強い)
ガイド料: Nu. 3,000 / 日 (約6,000円) ただし、本来はツアーパッケージになるため、$250/日(食事、ガイド料、宿泊費込み)が基本料金のはず。
2015年1月3日土曜日
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