ベトナムでの探鳥は今回が初めてで、インターネットの検索で引っ掛かったツアー会社は2社。
一社がVietnam Birdingで、これはOriental Birdingなどによく広告が出ている。もう一社がWild Tourで、今回の旅行に先立ち、両社にメールを送ったところ、後者から回答があり、Tienを紹介してくれた。
Wild Tourの対応があまりぱっとしなく、必要とする情報の最小限だけしか伝わっていない感覚がなんとなく不安に感じられた。
Tienに案内を頼んだのは2013年3月30-31日の二日間。Cuc Phuong国立公園の入り口から案内してくれたが、最初は普通種しか見せてくれず、「これは大丈夫か?」と不安にさせたが、こちらが何に興味を持っているのか分かってからの対応悪くなく、二日間のうち、初日の午後、二日目の午前中はヤイロチョウ類探しにかなりの時間を割いてくれた。
鳥に対する知識も十分であり、ヤイロチョウ類やLimestone Wren Babblerなどの習性をよく理解し、探す場所も良く知っていた。
また、目もなかなか良く、藪越しの鳥を見つけるのもうまかったが、教え方が分かりにくく、White-tailed Flycatcherなど、こちらがまごついている間に見られなかったものもあり、できればポインターを使って欲しいところ。
Play backの使い方は良く理解しており、ヤイロチョウ類を寄せるときなど、必要以上にはテープを流さなかったし、collared owletのテープを活用し、タイヨウチョウ類などを見せてくれた。
一人用のテントを持ち歩き、撮影用に利用するアイデアはなかなかで、写真を撮りたがるバードウォッチャーや、ヤイロチョウやpartridgeの仲間のように待たないと見られない鳥相手には非常に用意が良い。
彼がガイドをしてくれるのはベトナム北部のCuc Phoung, Tam Dao, Sapaなどだが、Cuc Phoungのすぐそばに住んでおり、同国立公園の鳥に対する理解が最も深い。
今回はWild Toursを介して案内してもらったが、直接手配を依頼することもできるようだ。
ガイドをしている地域:ベトナム北部
ガイド料: $210-215/日
使用言語: 英語、ベトナム語
ちなみに、Wild Tourのホームページはこちら
なお、直接彼にガイドを頼むと、$150程度になる。 (2015年5月更新)
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